2017.04.13
床矯正治療
こんばんは、院長の縄田竜哉です。
今日は休診日でしたので、先日の院内ミーティングでの問題点の改善を行いました。明日からは少しパワーアップした、なわた歯科クリニックで診療ができそうです。
さて、テーマの床矯正治療についてですが、保護者の方から歯並びについて相談を受けることが多くありますので少し記事にして整理しようと思います。
私は卒業後すぐから矯正治療に身近に接していたため、今もなわた歯科クリニックではお子さんから大人の方まで多くの方の矯正治療を行っています。
床矯正治療とは、取り外し式の装置を使って歯や顎を大きくして、歯が並ぶ隙間を作る治療になります。
お子さんの矯正治療を床矯正装置を用いて行う場合いくつかポイントがあります。これらのポイントが守られた場合は短期間で良い結果を得ることができる場合が多いです。
まず、開始する時期ですが、歯のガタガタの場合は下の前歯4本が大人の歯に生え変わった頃が目安になります。※受け口などはもっと早い段階でスタートする必用があります。
次に、床矯正装置は装着時間が重要になります。基本は食事以外の時間は装着してもらいますので、本人による付け外しが必用になります。取り外しができることは、歯磨きなどはしやすくていいのですが、学校などでの管理を子どもにまかせることになるため、何よりもお子さん本人のやる気が大切です。
また、保護者の方にも大切な仕事があります。お子さんと一緒にだんだんキレイになっていく歯並びを喜んでいただくことと、装置についているネジを巻いていただくことです。
本人の努力と、周囲の方の協力があれば床矯正治療はいい結果をうみます。
お子さんの歯並びに気になる所がありましたらご相談されてください。多くのケースの中から、お子さんの状況に近いケースを見てもらいながらご説明いたします。