2016.11.14
粕屋町就学前検診
こんばんは、院長の縄田竜哉です。
先週は診療以外に、歯科医師会の常会、所属勉強会、そして粕屋町の就学前検診と大忙しの1週間でした。
粕屋町は全国的にみても珍しい若い町ですので、就学前検診にはたくさんの子ども達がいることは覚悟していましたが、本当に多かった•••
なわた歯科クリニックに検診にきてくれている子ども達やお母さんに方にもお会いできて楽しかったのですが、何しろ多かった•••
午後の診療の開始時刻ギリギリでした(汗、、、)
さて、検診に行くといつも思うことがいくつかあります。
まず、正確にお口の中を診るためにはやはり診療室でないと難しいということです。お口の中はとても暗いのと、唾で覆われていたり、立ったままの姿勢ではどうしても確認できない部位がでてきます。
さらに、乳歯の歯と歯の間の虫歯はレントゲンでないと確認が出来ません。なので、私は検診では、怪しいと思ったら歯科医院にて精密検査をうけてもらうよう説明しています。乳歯の虫歯の進行は早いですので必ず歯科医院を受診してください。
2つめは、虫歯が1本も無い子どもと、一人で何本もある子どもに2極化していることです。虫歯は減少傾向ですが、地域差や個人差が大きいと言われています。また、6歳臼歯が生えてから、虫歯のリスクは急激に増加してきますので要注意です。
3つ目は、歯並びに関して心配している保護者の方が多いことです。集団検診の中では、ゆっくりとお悩みを聞いて差し上げることは出来ません、今回の検診でも話しすぎて行列を作ってしまいましたし、、、寒い中お待たせした皆さん、申し訳有りませんでした。
ただし、歯科医院での定期検診を受診されていれば、これらのことは心配有りません。今回の検診を機に、かかりつけ医を見つけて虫歯の治療と予防歯科についてお話を聞いてみるといいと思います。